📅 最終更新日: 2026年4月
会社を辞めてフリーランスになるんだけど、保険とか年金って何をすればいいの❓
1年目は手続きが集中するから大変だよね。退職後14日以内にやるべきことがあるし、選択を間違えると年間数十万円の差が出ることもあるよ💡
えっ、そんなに差が出るの⁉️ 全部まとめて教えてほしい…
OK👍 この記事では、退職してから1年目に必要な保険・年金の手続きを全部まとめて解説するよ。判断フローチャート付きだから迷わないはず✨
フリーランスとして独立する1年目は、健康保険・年金・届出など社会保険に関する手続きが一気に押し寄せます。会社員時代は人事部がやってくれていたことを、すべて自分でやらなければなりません。
この記事では、フリーランス1年目に必要な社会保険の手続きと選択肢を網羅的に解説します。「国保と任意継続どっちがいい?」「年金はどうなるの?」「1年目だけ保険料が高いって本当?」といった疑問をすべて解消しましょう。
✅ この記事でわかること
- 退職後に選べる健康保険の3つの選択肢と判断基準
- 国民年金への切り替え手続きと免除制度
- 1年目特有の「国保料が高い問題」の理由と対策
- 退職後14日以内にやるべき手続きリスト
- 社保サービスを活用した保険料削減方法
⚠️ 注意
本記事の情報は2026年4月時点の制度に基づいています。保険料率・上限額は年度により改定されるため、最新の数値はお住まいの自治体や年金事務所にご確認ください。
退職したらまず何をする?1年目の手続きロードマップ
退職後って何から手をつければいいの?期限とかあるの❓
一番大事なのは退職後14日以内の手続きだよ。健康保険と年金の切り替えは期限があるから、まずはこのロードマップを見てね🗓️
退職してフリーランスになったら、以下の手続きを順番にこなしましょう。
| 時期 | 手続き内容 | 届出先 |
|---|---|---|
| 退職日 | 健康保険証を返却・資格喪失証明書を受領 | 勤務先 |
| 退職後14日以内 | 国民健康保険への加入 or 任意継続の届出 | 市区町村役所 or 健保組合 |
| 退職後14日以内 | 国民年金(第1号被保険者)への切り替え | 市区町村役所 |
| 退職後20日以内 | 任意継続を選ぶ場合の届出期限 | 健康保険組合・協会けんぽ |
| 退職後1ヶ月以内 | 開業届+青色申告承認申請書の提出 | 税務署 |
| 任意のタイミング | 社保サービスの検討・加入 | 各サービス提供会社 |
💡 ポイント
任意継続は退職後20日以内が届出期限で、1日でも過ぎると加入できません。国保は14日を過ぎても届出自体は可能ですが、届出日までの保険料が遡って請求されます。どちらにするか迷っている場合は、先に「両方の保険料を比較する」のがおすすめです。
健康保険の3つの選択肢|国保 vs 任意継続 vs 社保加入
国保に入るか任意継続するかって、どう決めればいいの❓
実は選択肢は3つあるよ。それぞれメリット・デメリットが違うから、順番に解説するね📝
3つ⁉️ 国保と任意継続の他にもあるんだ…
うん、社保サービスを使ってフリーランスでも社会保険に入る方法があるんだ。意外と知られてないけど、1年目から使えるよ👍
選択肢1:国民健康保険(国保)
最も一般的な選択肢です。お住まいの市区町村の窓口で加入手続きをします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保険料の計算方法 | 前年の所得 × 所得割率 + 均等割 × 加入者数 |
| 扶養制度 | なし(家族の人数分だけ均等割が増加) |
| 保険給付 | 医療費3割負担・高額療養費・出産育児一時金 |
| 傷病手当金 | なし(任意加入の自治体を除く) |
| 出産手当金 | なし |
| 賦課限度額(年間上限) | 合計106万円(2024年度)※年度により改定 |
メリット:所得が低ければ保険料も安い。軽減制度(7割・5割・2割)あり。
デメリット:所得が高いと保険料が急上昇。扶養制度がなく家族の人数分だけ負担増。傷病手当金・出産手当金がない。
選択肢2:任意継続被保険者
退職前の会社の健康保険に最大2年間そのまま加入し続ける制度です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 加入条件 | 退職前に継続して2ヶ月以上の被保険者期間あり |
| 届出期限 | 退職後20日以内(厳守) |
| 保険料 | 退職時の標準報酬月額 × 保険料率(全額自己負担) |
| 上限 | 標準報酬月額30万円を上限(協会けんぽの場合) |
| 加入期間 | 最長2年間(途中脱退可能) |
| 扶養制度 | あり(追加保険料なし) |
メリット:扶養家族がいれば追加保険料なし。退職時の給与が高くても上限があるため、高所得者ほどお得。2年間保険料が変わらない安定感。
デメリット:会社負担分も自分で払うため、保険料は在職中の約2倍。最大2年間しか加入できない。届出期限が20日以内と短い。
選択肢3:社保サービスを利用した社会保険加入
フリーランスでも社会保険に加入できるサービスが近年増えています。サービス提供会社と業務委託契約を結ぶことで、健康保険+厚生年金に加入できる仕組みです。
メリット:扶養制度が使える。傷病手当金・出産手当金あり。厚生年金で将来の年金が増える。マイクロ法人設立の手間がない。
デメリット:月額費用が発生する。サービスによっては業種・地域の制限あり。
3つの選択肢の比較表
| 比較項目 | 国保 | 任意継続 | 社保サービス |
|---|---|---|---|
| 保険料目安(年収500万) | 約42万円/年 | 約35万円/年 | 約24万円/年+手数料 |
| 扶養制度 | ❌ なし | ⭕ あり | ⭕ あり |
| 傷病手当金 | ❌ なし | ❌ 新規発生分は対象外(退職前からの継続給付は可能) | ⭕ あり |
| 出産手当金 | ❌ なし | ❌ なし | ⭕ あり |
| 厚生年金 | ❌ 国民年金のみ | ❌ 国民年金のみ | ⭕ 加入可能 |
| 加入期間の制限 | 制限なし | 最長2年 | 契約中は継続可能 |
判断フローチャート|あなたに最適な健康保険はどれ?
比較表を見てもまだ迷う…。自分にはどれが合うかわかりやすく教えて🙏
じゃあ、簡単な判断フローを紹介するね。上から順番に当てはまるかチェックしてみて🔍
以下の順番で判断すると迷いにくいです。
✅ 判断フロー
STEP 1)配偶者が会社員で、あなたの年収が130万円未満になりそう?
→ YES:配偶者の扶養に入るのが最安(保険料ゼロ)
STEP 2)退職前の会社員時代の年収が高かった(額面500万円以上)?
→ YES:任意継続の方が国保より安い可能性大。両方の保険料を比較しよう
STEP 3)扶養家族がいる、または将来の年金額も増やしたい?
→ YES:社保サービスの活用を検討
STEP 4)上記いずれにも該当しない or フリーランス1年目で所得が低い?
→ 国保に加入し、軽減制度を活用
📝 メモ
任意継続の保険料は、退職前の健保組合や協会けんぽに電話すれば教えてもらえます。国保料は市区町村の国保担当窓口に前年の源泉徴収票を持参すれば試算してもらえます。必ず両方の金額を確認してから決めましょう。
1年目の落とし穴|前年所得ベースで国保料が高い問題
フリーランス1年目は収入が不安定なのに、国保料がめちゃくちゃ高くなるって聞いたんだけど…😰
これは1年目で最も多い落とし穴だね。国保料は前年の所得で計算されるから、会社員時代の給与が高いほど1年目の国保料も高くなるんだよ💸
今の収入じゃなくて去年の収入で計算されるの⁉️ それはキツい…
なぜ1年目の国保料が高くなるのか
国民健康保険料は毎年6月〜翌3月の期間で課税され、前年1月〜12月の所得をベースに算出されます。
つまり、2026年4月に退職してフリーランスになった場合:
- 2026年度の国保料 → 2025年の会社員時代の給与所得で計算
- 2027年度の国保料 → 2026年の事業所得で計算(独立初年度の実績)
会社員時代に年収600万円だった人がフリーランス1年目に売上300万円しかなくても、国保料は年収600万円ベースで計算されるため、手取りに対する負担割合が非常に大きくなります。
具体的にどのくらい高いのか
| 前年の年収(額面) | 1年目の国保料(概算・単身・東京23区) | 月額 |
|---|---|---|
| 400万円 | 約28万円 | 約2.3万円 |
| 600万円 | 約45万円 | 約3.8万円 |
| 800万円 | 約63万円 | 約5.3万円 |
| 1,000万円 | 約82万円 | 約6.8万円 |
※給与所得控除後の所得で計算。東京23区の料率は年度により改定。
1年目の国保料を抑える5つの対策
① 任意継続を選ぶ
前年年収が高い場合、任意継続の方が安くなるケースが多いです。協会けんぽの場合、標準報酬月額30万円が上限のため年間保険料は約36万円(介護保険除く)が上限になります。
② 社保サービスを利用する
社保サービスなら前年所得に関係なく、加入時の報酬月額で保険料が決まります。1年目から利用可能です。
③ 退職のタイミングを工夫する
1〜3月退職の場合、その年度の国保料は前年の高い所得で計算されます。可能であれば年度替わりのタイミングを意識しましょう。
④ 減免制度を利用する
会社都合の退職(リストラ・倒産等)の場合、国保料が最大約7割軽減される「非自発的失業者の軽減制度」があります。自己都合退職でも自治体独自の減免制度が使える場合があるので、必ず確認しましょう。
⑤ 青色申告の準備を初年度からする
開業届と同時に「青色申告承認申請書」を提出しておけば、初年度から65万円の控除が使えます。2年目以降の国保料を大幅に下げる効果があります。
⚠️ 注意
開業届を出さずにいると「青色申告承認申請書」の提出期限(開業から2ヶ月以内 or その年の3月15日まで)を過ぎてしまい、初年度に65万円控除を受けられなくなります。退職後は早めに提出しましょう。
年金の切り替え|国民年金と付加年金・iDeCo
年金もなんか手続きが必要なの❓ 厚生年金からどうなるんだろう…
退職すると自動的に厚生年金の資格を失うから、国民年金(第1号被保険者)への切り替えが必要だよ。これも14日以内が原則⏰
国民年金への切り替え手続き
会社員は「第2号被保険者」として厚生年金に加入していますが、フリーランスになると「第1号被保険者」に種別変更します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 届出先 | 市区町村の国民年金担当窓口 |
| 届出期限 | 退職後14日以内 |
| 必要書類 | 年金手帳(基礎年金番号通知書)、退職日がわかる書類(離職票・資格喪失証明書等) |
| 保険料(2025年度) | 月額17,510円 ※年度により改定 |
配偶者がいる場合の注意
会社員の配偶者は「第3号被保険者」として年金保険料が免除されています。退職すると配偶者も第1号に変更が必要です(年収130万円以上の場合)。届出を忘れると「未届期間」が発生し、将来の年金額に影響するため注意しましょう。
国民年金の免除・猶予制度
1年目で収入が不安定な場合、国民年金の免除・猶予制度を利用できます。
| 種類 | 所得基準(単身) | 年金額への反映 |
|---|---|---|
| 全額免除 | 67万円以下 | 1/2 |
| 3/4免除 | 88万円以下 | 5/8 |
| 半額免除 | 128万円以下 | 3/4 |
| 1/4免除 | 168万円以下 | 7/8 |
| 納付猶予(50歳未満) | 67万円以下 | 0(追納で回復可) |
💡 ポイント
退職(失業)による特例免除は、前年所得に関係なく本人所得を除外して審査されます。つまり、会社員時代の年収が高くても、退職後は免除が認められやすいです。離職票を添えて申請しましょう。
付加年金とiDeCo|将来の年金を増やす方法
国民年金だけでは将来の年金額が不安です。フリーランスが年金を上乗せする方法は2つあります。
付加年金
- 月額400円を追加で納付
- 受給時に「200円 × 納付月数」が年金に上乗せ
- 2年で元が取れる非常にお得な制度
- 国民年金基金・iDeCoの一部と併用不可
iDeCo(個人型確定拠出年金)
- フリーランスは月額最大68,000円まで掛金を拠出可能
- 掛金が全額所得控除 → 所得税・住民税・国保料が下がる
- 運用益は非課税
- 60歳まで引き出し不可
📝 メモ
iDeCoの掛金は「小規模企業共済等掛金控除」として所得から差し引かれます。年間81.6万円(月68,000円)を拠出した場合、所得税率20%の人なら所得税+住民税で約24.5万円の節税になります。さらに国保料の所得割も下がるため、トリプルの効果があります。
任意継続の詳しい仕組み|2年間で最もお得に使う方法
任意継続って2年だけなんだよね。2年経ったらどうすればいいの❓
2年後に国保に切り替えるのが基本パターンだけど、実は2022年の法改正で任意のタイミングで脱退できるようになったんだ。この柔軟性を活かすのがコツだよ📌
2022年法改正のポイント
2022年1月からの健康保険法改正により、任意継続は本人の申し出で任意に脱退できるようになりました。それ以前は2年間の脱退が原則できなかったため、大きな変化です。
これにより「1年目は任意継続、2年目の途中で国保の方が安くなったら切り替える」という戦略が取れます。
任意継続を最大限活用する戦略
① 1年目:任意継続を選択
前年の会社員時代の所得が高い場合、国保料より任意継続の方が安くなります。特に標準報酬月額30万円超(年収約450万円以上)の方は効果大です。
② フリーランス初年度の確定申告を済ませる
独立初年度の事業所得が確定します。この所得で翌年度の国保料が決まります。
③ 2年目:国保料と比較して判断
フリーランスとしての事業所得が会社員時代より低ければ、2年目の国保料は任意継続より安くなる可能性があります。市区町村で試算してもらい、有利な方を選びましょう。
社保サービスという第3の選択肢|フリーランスでも社会保険に加入する方法
社保サービスってよく聞くけど、具体的にどういう仕組みなの❓
簡単に言うと、サービス提供会社と業務委託契約を結ぶことで「被用者」としての立場を得て、社会保険(健保+厚生年金)に加入する仕組みだよ。フリーランスの仕事はそのまま続けられるんだ💼
社保サービスのメリット
✅ 社保サービスのメリット
- 保険料が下がる可能性大:最低等級で加入すれば国保より大幅に安くなる
- 扶養制度:配偶者・子どもの保険料が追加不要
- 傷病手当金:病気やケガで働けない時に給与の2/3が最大1年6ヶ月支給
- 出産手当金:国保にはない給付が受けられる
- 厚生年金:国民年金だけの場合より将来の年金額が増える
- マイクロ法人不要:法人設立費用・決算申告の手間がかからない
社保サービスの注意点
- 月額の利用料・手数料が発生する(サービスにより異なる)
- サービスの継続性やコンプライアンス体制を確認する必要がある
- 業種・地域によって利用できないサービスもある
社保サービスが特に向いている人
- 扶養家族がいるフリーランス(配偶者+子どもで均等割3人分が不要に)
- 将来の年金額を増やしたい人
- 出産・病気のリスクに備えたい人
- マイクロ法人の設立・運営が面倒な人
1年目に入るべき民間保険はある?
国保だと傷病手当金がないって言ってたけど、民間の保険に入った方がいい❓
国保を選ぶなら、所得補償保険(就業不能保険)は検討する価値があるよ。フリーランスは体を壊したら収入がゼロになるリスクがあるからね🏥
フリーランスが検討すべき民間保険
① 所得補償保険(就業不能保険)
病気やケガで働けなくなった場合に、月額の保険金が支払われます。会社員の傷病手当金の代わりになるものです。月額保険料は2,000〜5,000円程度。
② 賠償責任保険(PL保険・専門職賠償保険)
仕事上のミスでクライアントに損害を与えた場合に備える保険です。特にIT・デザイン・コンサルなどは検討必須。フリーランス協会の会員なら自動付帯。
③ 小規模企業共済
保険ではありませんが、フリーランスの退職金代わりになる制度です。月額1,000〜70,000円で、掛金は全額所得控除の対象。廃業時に退職所得として受け取れます。
💡 ポイント
社保サービスを利用して社会保険に加入すれば、傷病手当金(標準報酬日額の2/3 × 最大1年6ヶ月)が使えるため、所得補償保険は不要になる可能性があります。トータルコストで比較しましょう。
開業届と青色申告|1年目から節税を最大化する
開業届ってすぐ出さないとダメ❓ あと青色申告も1年目からやるべき❓
開業届は法律上「事業開始から1ヶ月以内」が提出期限だよ。そして青色申告承認申請書は開業から2ヶ月以内。この2つはセットで出すのが鉄則📝
開業届の提出
- 届出先:所轄の税務署
- 期限:事業開始から1ヶ月以内
- 方法:e-Tax(オンライン)or 税務署窓口に持参 or 郵送
- 費用:無料
青色申告承認申請書
- 届出先:所轄の税務署
- 期限:開業から2ヶ月以内(1月1日〜1月15日に開業の場合はその年の3月15日まで)
- メリット:最大65万円の特別控除、赤字の3年繰越、30万円未満の少額減価償却
✅ 青色申告65万円控除の節税効果
- 所得税(税率20%の場合):約13万円の節税
- 住民税:約6.5万円の節税
- 国保料(所得割率約11.5%の場合):約7.5万円の削減
- 合計:年間約27万円のメリット
青色申告65万円控除を受けるには、複式簿記での記帳とe-Taxでの申告が条件です。freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトを使えば、簿記の知識がなくても対応できます。
1年目のスケジュール|月別にやることを整理
いろいろやることが多すぎて頭がパンクしそう…😵 月ごとに整理してくれない❓
OK、4月退職を例にした1年目のスケジュールをまとめるね。これを見ながら一つずつ潰していこう📅
以下は4月末に退職した場合のモデルスケジュールです。退職時期に合わせて読み替えてください。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 5月上旬(退職後すぐ) | 健康保険の選択(国保 or 任意継続)・国民年金への切り替え・開業届+青色申告承認申請書の提出 |
| 5〜6月 | 会計ソフトの導入・事業用口座の開設・名刺やWebサイトの準備 |
| 6月 | 住民税の通知(一括 or 分割の選択) |
| 6〜7月 | 国保料の通知受領・金額確認 |
| 7月 | 小規模企業共済・iDeCoの加入検討 |
| 12月 | 年末の帳簿整理・経費の棚卸し |
| 翌年2〜3月 | 確定申告(青色申告)・社保サービスの比較検討 |
⚠️ 注意
退職後の住民税は、前年所得ベースで一括請求される可能性があります。会社員時代は給与天引きされていたため意識しなかった方も多いですが、フリーランス1年目は国保料+住民税+年金が同時に来るため、資金に余裕を持っておきましょう。退職前に最低生活費6ヶ月分の貯蓄が推奨されます。
退職前にやっておくべき5つの準備
退職してからだと遅い準備ってある❓
あるよ❗ 特にクレジットカードやローンの審査は会社員のうちにやっておかないと、フリーランスになった途端に通りにくくなるから注意🚨
① 任意継続の保険料を確認しておく
退職前に健保組合・協会けんぽに「任意継続した場合の保険料」を問い合わせておきましょう。退職後20日以内の判断に必要です。
② クレジットカードを作っておく
フリーランスはクレカの審査が厳しくなります。事業用のカードは会社員のうちに作っておくのがベストです。
③ 住宅ローン・賃貸契約の確認
引っ越しやローンを考えているなら、会社員のうちに済ませておきましょう。
④ 退職金・企業型DCの移換先を確認
企業型確定拠出年金(DC)は退職後6ヶ月以内にiDeCo等に移換しないと、国民年金基金連合会に自動移換されて手数料が発生します。
⑤ 半年分の生活費を確保
1年目は国保料+住民税+年金の負担が大きく、売上も不安定です。最低6ヶ月分、できれば1年分の生活費を準備しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 退職後、健康保険の空白期間はできる?
届出が遅れても、退職日の翌日に遡って国保の資格が発生します。ただし届出前に医療機関を受診した場合、いったん全額自己負担になり、後から還付申請が必要です。空白期間を作らないよう早めの届出をおすすめします。
Q2. 任意継続と国保、どちらが安いかどうやって比べる?
任意継続の保険料は退職前の健保組合に問い合わせ、国保料は市区町村窓口に前年の源泉徴収票を持参して試算してもらいます。両方の年額を比較して判断しましょう。扶養家族がいる場合は、任意継続なら追加保険料なし、国保は人数分の均等割が加算される点も考慮してください。
Q3. フリーランス1年目でも社保サービスは使える?
はい、1年目から利用可能です。開業届を出していれば加入できるサービスが多いです。前年所得が高くて国保料が高い1年目こそ、社保サービスの効果が大きくなります。
Q4. 国民年金の免除を受けると将来の年金は減る?
減ります。ただし全額免除でも1/2は年金額に反映されます。また、10年以内であれば「追納」で満額に戻すことも可能です。1年目の資金繰りが厳しい場合は、免除を利用して後から追納するのも合理的な選択です。
Q5. 会社都合退職なら国保料は安くなる?
はい。「非自発的失業者の軽減制度」により、前年の給与所得を30/100として国保料が計算されます。例えば前年の給与所得が400万円でも、120万円として計算されるため大幅に安くなります。離職票のコード(11・12・21・22・23・31・32・33・34)が対象です。
Q6. 開業届を出さないとどうなる?
開業届を出さなくても罰則はありませんが、青色申告承認申請書の提出期限を逃すリスクがあります。青色申告ができないと65万円の控除が受けられず、所得税・住民税・国保料が大幅に上がります。退職後すぐに提出しましょう。
Q7. iDeCoと小規模企業共済は両方やるべき?
資金に余裕があれば両方の活用がおすすめです。iDeCoは運用益非課税+掛金全額控除、小規模企業共済は退職金代わり+掛金全額控除と、どちらも節税効果が高いです。ただし、iDeCoは60歳まで引き出し不可なので、1年目は無理のない金額からスタートしましょう。
Q8. 退職後の住民税はどのくらい来る?
住民税は前年の所得に対して約10%が課税されます。年収600万円の会社員だった場合、翌年の住民税は約25〜30万円です。退職後は一括 or 4分割で納付となるため、1回あたりの金額が大きくなります。退職前に確認しておきましょう。
Q9. 副業フリーランスから専業に移行する場合も同じ手続き?
基本的に同じですが、すでに開業届を出している場合は再提出不要です。退職時の健康保険・年金の切り替えのみ手続きします。副業時代に確定申告をしていれば青色申告承認の再申請も不要です。
Q10. フリーランス1年目の確定申告で気をつけることは?
1年目は「給与所得+事業所得」の合算申告になることが多いです。退職金がある場合は分離課税の申告も必要。会社からもらう源泉徴収票を忘れずに保管してください。また、開業前の準備費用(PC購入費、書籍代、交通費等)は「開業費」として計上できるため、領収書を捨てないようにしましょう。
Q11. 国保組合(文芸美術国保等)にはどうやって入る?
業種ごとの国保組合に加入申請します。たとえば文芸美術国保組合はイラストレーター・デザイナー・ライター等が対象で、日本イラストレーション協会等の加盟団体への所属が必要です。保険料は所得に関係なく定額(月額約25,600円+家族分)のため、高所得者ほどメリットがあります。
まとめ|1年目を乗り越えれば保険料は下がる
やること多いけど、ちゃんと準備すれば1年目もなんとかなりそう💪
そうだよ👍 1年目は前年所得の影響で負担が大きいけど、2年目以降はフリーランスとしての実績ベースになるから保険料も下がりやすい。1年目をうまく乗り越えることが最重要だよ✨
フリーランス1年目の社会保険のポイントをまとめます。
✅ この記事のまとめ
- 健康保険は国保・任意継続・社保サービスの3択。必ず保険料を比較してから決める
- 1年目は前年の会社員時代の所得で国保料が計算されるため高くなりがち
- 前年年収が高い人は任意継続が有利。2022年改正で途中脱退も可能に
- 扶養家族がいる・傷病手当金が欲しいなら社保サービスが有力な選択肢
- 年金は国民年金+付加年金 or iDeCoで将来に備える
- 開業届+青色申告承認申請書は退職後すぐに提出(65万円控除を初年度から確保)
- 退職前に半年〜1年分の生活費を確保しておく
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