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最終更新日:2026年5月11日
「あんしん社保」って最近見かけるんですが、税理士事務所が運営してるって本当ですか?大手の社保サービスが次々終わってる中で、新しいサービスが出てきたのは気になります。
運営は「税理士事務所CUBE」と公式サイトに明記されています。ただ、料金やスキーム(加入形態)が公式LPに書かれていない点は、判断材料として押さえておくべきポイントです。今回はフラットに整理していきます。
「あんしん社保」は、フリーランス・個人事業主向けの社会保険加入支援サービスです。社保サポ・みん社保・社保の窓口・社保カツといった主要な役員型サービスが2024〜2026年にかけて次々と終了・停止する中、2025年以降に存在感を増してきた新興サービスの一つです。
この記事では、ソロ節約ラボの基本方針である「社会保険削減サービス専業メディアの目線」で、あんしん社保のメリット・デメリット・運営実態・構造リスクまでフラットに検証します。結論を先に書くと、「比較検討の俎上には載るが、現時点では情報開示の不足と通達リスクが目立つサービス」というのが当サイトの評価です。
✅ この記事でわかること
- あんしん社保の基本情報と運営会社「税理士事務所CUBE」の実態
- 公式LPに料金・加入形態が書かれていない理由とその評価
- 「3か月に1回10分」という業務負担の軽さがもたらす両義性
- 2026年3月厚労省通達(保保発0318第1号)下での構造的リスク
- あんしん社保が向く人・向かない人の判断基準
⚠️ 注意
本記事の情報は2026年5月時点で確認できる公開情報に基づいています。月額料金や加入形態など公式LPで非公開の項目は、当サイトの評価では「不明」として扱い、推測での断定は行っていません。最終判断は必ず公式の説明会・資料を確認したうえでお願いします。
1. あんしん社保とは?基本情報
まずあんしん社保ってどんなサービスなんですか?
個人事業主・フリーランス限定で、社会保険(健康保険+厚生年金)に加入できるようサポートするサービスです。仕組みは他社の役員型・従業員型と同じ系譜にあります。
1-1. サービス概要
あんしん社保は、国民健康保険・国民年金の負担に悩む個人事業主・フリーランスを対象に、社会保険への加入をサポートするサービスです。公式LP(anshinshaho.com)には次の特徴が記載されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | あんしん社保 |
| 運営 | 税理士事務所CUBE |
| 公式サイト | anshinshaho.com |
| 対象者 | 個人事業主・フリーランス(所得320万円以上 or 国保月27,000円以上が目安) |
| 業種制限 | なし(エンジニア・デザイナー・配送業・建築業・店舗経営者・不動産オーナー等) |
| 月額料金 | 公式LP上で非公開(要問い合わせ) |
| 加入形態 | 公式LP上で非公開(要問い合わせ) |
| 業務負担 | 3か月に1回・10分程度 |
| 問い合わせ | LINE経由 |
| 削減実績の訴求 | 年間100万円以上削減事例あり(公式LP記載) |
1-2. 加入の前提条件
公式LPのセルフチェック欄には「去年の所得が320万円以上、もしくは毎月の国民健康保険料が27,000円以上ですか?」という質問が設置されています。これが事実上の加入適性ラインと読み取れます。
所得320万円以下、または国保が月27,000円未満の方については、「現状は削減効果は見込めませんが、社会保険の手厚い保障が受けられます」という案内に切り替わる構造です。つまり、削減効果の出るボリュームゾーンは年収500万円以上のフリーランスと言えます。
1-3. 業務負担の特徴
多くの社保サービスが「月15分程度の業務」を求めるのに対し、あんしん社保は「3か月に1回10分程度」を採用しています。この差は次章以降で評価しますが、利用者目線の手間の軽さは業界内でも目立ちます。
2. 運営会社「税理士事務所CUBE」とは
税理士事務所が運営してるって、信頼できそうな響きですけど、どうなんですか?
「税理士が運営している」というだけでは、社保スキームの合法性とは別の話です。税理士は税務の専門家で、社保の構造リスクは社労士・年金事務所の判断軸で別物。冷静に切り分けて評価しましょう。
2-1. 公式LP上の運営者表記
公式サイトには「あんしん社保は税理士事務所CUBEが運営しています」と明記されています。さらに「税理士法人・弁護士法人・社労士事務所と連携し強力にサポートを行います」という記述もあり、士業ネットワークによる体制を打ち出しています。
2-2. 名称の類似に関する注意
「税理士事務所CUBE」と類似する名称の士業法人は複数存在します。たとえば広島市に本社を置く「税理士法人CUBE」(2020年3月設立、代表:佐々木武信氏)、池袋の「税理士事務所C Cubeコンサルティング」などが別組織として確認できます。
あんしん社保LP上の「税理士事務所CUBE」がこれらと同一法人なのか別法人なのかは、公式LPからは断定できません。運営主体の正確な特定は、申し込み前に直接確認することを推奨します。
📝 メモ:運営者確認のチェックポイント
どの法人が「あんしん社保」のサービス提供主体(社会保険上の事業所)になっているかは、加入後の責任範囲・継続性に直結します。LINE個別相談時に①法人名・②法人番号・③所在地・④代表者名の4点を必ず書面で確認することを推奨します。
2-3. 「税理士事務所運営」の評価
運営者が士業であることは、税務・会計面のサポートでは強みになります。ただし社保削減サービスの構造的合法性は、税理士の業務範囲ではなく社労士・年金事務所の判断軸で決まる領域です。
2026年3月18日付の厚労省通達(保保発0318第1号)の対象になるかどうかは、運営者が税理士か社労士かではなく、「その雇用関係に実態があるか」で判定されます。この点は他社サービスと同じフラットな基準で評価する必要があります。
3. あんしん社保のメリット3つ
とりあえず、いいところから教えてください。
3つあります。業務負担の軽さ・税務のワンストップ性・業種制限の少なさです。
3-1. メリット①:業務負担が軽い(3か月に1回10分)
業界の主要サービスが月15分程度の業務を課す中、あんしん社保は3か月に1回10分に設定されています。年間で換算すると40分程度。月15分(年間180分)の他社と比較して、利用者目線の負担は大幅に軽減されます。
毎月の作業忘れが心配な方、副業ではなく本業に集中したい方にとっては、運用ストレスの少なさは見逃せないメリットです。
3-2. メリット②:税理士事務所運営による税務サポート
運営が税理士事務所であるため、確定申告・経費計上・節税スキームなど税務領域の相談がワンストップで可能とされています。LP上にも「税理士を紹介してもらえて助かった」という利用者の声が掲載されています。
独立直後で税務の知識が浅い方、税理士をまだ契約していない方には親和性のある体制です。
3-3. メリット③:業種制限がない
エンジニア・デザイナー・配送業・建築業・店舗経営者・不動産オーナーなど、フリーランス・個人事業主であれば業種を問わず対象です。文芸美術国保・建設国保など業種別組合が使えない方にとっては選択肢になります。
4. あんしん社保の注意点・デメリット5つ
逆に注意すべきポイントは?
5つあります。情報開示の不足と、通達リスクが大きな論点です。
4-1. デメリット①:月額料金が公式LPで非公開
もっとも目立つ論点です。トク社保(38,500円)、社保パック(38,500円)など、他社には月額料金を公式LPに明示しているところがあります。一方であんしん社保は、月額料金がLP上で公開されていません。
所得320万円・国保月27,000円という閾値から逆算して月額40,000円前後と推測されますが、公式の数字ではないため、本記事では推定値を断定しません。料金がブラックボックスのまま比較検討に進む構造は、利用者目線の不安要素です。
4-2. デメリット②:加入形態(役員型/従業員型)が公式LPで非公開
これは料金以上に重大な論点です。社保削減サービスの構造的リスクは「役員型か従業員型か」で大きく分かれます。
- 役員型:非常勤理事として加入。2026年3月厚労省通達の規制対象となり得る
- 従業員型:正社員として加入。実態のある雇用契約に基づくため通達の対象外の構造
あんしん社保の公式LPには、どちらのスキームを採用しているか明記されていません。「3か月に1回10分」という業務頻度の軽さは、役員型に多く見られるパターンです(業務実態が「形式的」になりやすい)。確定的ではありませんが、構造上は役員型である可能性が高いと当サイトでは評価しています。
4-3. デメリット③:2026年3月厚労省通達のリスク
2026年3月18日、厚労省は「保保発0318第1号」を発出し、実態のない雇用関係による社会保険加入を規制対象としました。この通達発出後、役員型スキームを採用していた以下のサービスが立て続けに終了・停止に追い込まれています。
| サービス | 状況 |
|---|---|
| 社保サポ | 2024年に終了 |
| 社保カツ | サイト消失・撤退 |
| 社保の窓口 | 新規受付停止 |
| みん社保 | 「1か月以内独立予定」限定の事実上ソフトクローズ |
| トク社保 | 「3か月以内独立予定」限定の事実上ソフトクローズ |
あんしん社保が役員型である場合、これらと同じ構造リスクを抱えていると評価せざるを得ません。サービス継続性は、現時点では未知数です。
4-4. デメリット④:iDeCo掛金上限の減少
あんしん社保への加入により、利用者は国民年金第1号被保険者から第2号被保険者に切り替わります。これに伴い、iDeCoの掛金上限が月68,000円から月23,000円に減少します。すでにiDeCoで満額拠出している方は、掛金変更の手続きが必要です。
これはあんしん社保固有のデメリットではなく、社保切替全体に共通する論点ですが、公式LPにも明記されているため利用者は事前認識が必要です。
4-5. デメリット⑤:運営実績・加入者数が非公開
みん社保は「併設協会に37,000人以上」、トク社保は「3,000名以上のフリーランス削減実績・運営7年以上」など、運営規模をLP上で示しています。一方であんしん社保は、運営開始時期・累計加入者数・継続加入者数といった実績情報をLP上で公開していません。
新興サービスは情報開示が後回しになりがちですが、利用者目線では「どれだけの利用者を抱えているか」「どれだけの期間運営されているか」は判断材料として重要です。
⚠️ 注意
料金・加入形態・運営実績の3点が公式LPで非公開という状態は、社保削減サービス業界の中でも情報開示の薄い部類に入ります。LINE個別相談で必ず書面ベースで確認し、口頭ベースでの判断を避けることを推奨します。
5. あんしん社保が向く人・向かない人
結局どんな人に向いてるサービスなんですか?
業務負担の軽さと税務サポートを最優先にする方には選択肢になります。一方、料金・加入形態が書面で確認できるまでは判断を急がない方が安全です。
5-1. 向いている人
- 毎月の業務をできる限り軽くしたい方(3か月10分のシンプルさを評価する方)
- 税理士をまだ契約しておらず、税務サポートをワンストップで受けたい方
- 業種別国保組合(文芸美術・建設国保等)が使えない業種の方
- 所得320万円以上、または国保が月27,000円以上で削減効果が見込める方
5-2. 向かない人
- 料金・加入形態が事前に明示されていないと判断できない方
- 役員型スキームの通達リスクを許容できない方
- 5年以上の運営実績・公開された加入者数を判断材料に求める方
- 所得320万円未満で、削減効果より「合法的に厚生年金加入したい」だけの方
5-3. 当サイトの評価
あんしん社保は「業務負担の軽さ」と「税務サポートのワンストップ性」という独自ポジションは持っていますが、料金・加入形態・運営実績という基本3点の情報開示が他社より薄いのは事実です。役員型と推定される場合、2026年3月厚労省通達のリスクから自由ではありません。
なお、2026年9月14日の厚生労働省の通知(保保発0914第2号)は、役員ではない正社員(従業員)として加入する型も対象にしています。役員型・従業員型のどちらでも、会費と報酬の関係や業務の実態で判断されます。
6. 加入前にチェックすべき7項目
もしあんしん社保を真剣に検討するなら、何を確認すればいいですか?
LINE個別相談時に、書面ベースで確認すべき項目を7つに整理しました。
✅ 加入前7項目チェックリスト
- ① 月額料金の総額:会費・初期費用・更新料すべて含めて
- ② 加入形態:役員型か従業員型か(書面で明示してもらう)
- ③ 提供主体の法人名:登記情報、法人番号、所在地、代表者名
- ④ 運営開始時期と現在の加入者数:継続性の判断材料
- ⑤ 厚労省通達への対応方針:2026年3月通達後にどんな対応をしたか
- ⑥ リーガルチェック体制:どの法律事務所がどの範囲で関与しているか
- ⑦ 解約条件と返金規定:いつまでにどう申し出れば違約金なしで解約できるか
これらは「あんしん社保」に限らず、すべての社保削減サービスに対して当サイトが推奨している標準確認項目です。
7. あんしん社保によくある質問Q&A
Q1. あんしん社保は違法ですか?
「違法」と断定できる根拠はありません。ただし、加入形態が役員型である場合、2026年3月の厚労省通達(保保発0318第1号)の規制対象となる可能性があります。違法と合法の中間にある「グレー」な領域に位置づけられるサービスです。
Q2. 月額料金はいくらですか?
公式LPには月額料金が明記されていません。LINE個別相談で確認する必要があります。LP上のセルフチェック条件(所得320万円・国保27,000円)から逆算すると月額40,000円前後と推測されますが、当サイトでは推測値での断定は行いません。
Q3. 加入形態は役員型ですか?従業員型ですか?
公式LPには明記されていません。「3か月に1回10分」という業務頻度のパターンは役員型に多く見られますが、確定的な情報ではないため、申し込み前に必ず書面で確認することを推奨します。
Q4. 「税理士事務所CUBE」はどこの事務所ですか?
公式LP上には「税理士事務所CUBE」とのみ記載があり、所在地・代表者名・法人番号は明示されていません。同名・類似名称の士業法人は複数存在するため、運営主体の正確な特定は申し込み前の確認が必要です。
Q5. 業務負担「3か月に1回10分」は他社より楽ですか?
業務頻度は他社より軽く設定されています。他社は月15分(年間180分)、あんしん社保は四半期10分(年間40分)です。ただし、業務頻度の軽さは雇用実態の薄さと表裏一体であり、年金事務所の調査において「実態のない雇用」と判断されるリスク要因にもなり得ます。
Q6. 削減効果はどの程度ですか?
公式LPには「年間100万円以上削減事例あり」との記載があります。ただし、これは高所得かつ家族扶養がある利用者のケースと考えられます。所得320万円程度の方の場合、削減効果は年間20〜40万円程度になることが多いです。具体的な金額は無料シミュレーションで確認できます。
Q7. iDeCoはどうなりますか?
あんしん社保加入後、国民年金第1号被保険者から第2号被保険者に切り替わるため、iDeCoの掛金上限が月68,000円から月23,000円に減少します。すでに月23,000円超を拠出している場合、掛金変更の手続きが必要です。
Q8. 小規模企業共済はどうなりますか?
すでに加入済みであれば継続可能ですが、社保加入後の新規加入は難しくなる可能性があります。未加入の方は、あんしん社保加入前に小規模企業共済への加入を済ませることを推奨します。
Q9. 既存利用者が遡及請求を受けるリスクはありますか?
役員型スキームの場合、雇用実態が希薄と判断されると過去2年分の保険料差額を請求される可能性があります(社会保険料徴収権の時効は2年)。延滞金(令和8年は年2.8%→1ヶ月経過後9.1%)が加算される可能性もあるため、リスク認識は必要です。
Q10. 公式LPに料金が書いてないのは違法ですか?
料金非公開自体は違法ではありません。商取引上、料金を個別相談時に提示する販売方法は一般的に許容されています。ただし、利用者目線では事前比較がしにくくなるため、判断の重要要素として認識しておくべきです。
8. まとめ|あんしん社保の評価と推奨アクション
結局あんしん社保はどう判断すればいいんですか?
「業務負担の軽さ」と「税務ワンストップ」を最優先するなら検討の価値あり。ただし、2026年9月14日の厚生労働省の通知(保保発0914第2号)は、役員ではない正社員(従業員)として加入する型も対象にしています。「安全」と断定できる状況ではなく、会費と報酬の関係・業務の実態で判断されます。
8-1. 当サイトの総合評価
💡 あんしん社保の総合評価
強み:業務負担が業界最軽量(3か月10分)、税理士事務所運営による税務ワンストップ、業種制限なし
弱み:料金・加入形態・運営実績が公式LPで非公開、役員型と推定される構造リスク、福利厚生の薄さ
推奨度:★★☆☆☆(情報開示が増えれば再評価)
8-2. 「業界中間ポジション」の難しさ
あんしん社保は、価格帯(推定40,000円前後)も、運営規模(中堅)も、業務負担(中程度)も、業界の中間に位置するサービスです。社保の窓口の終了過程でも見えたように、業界中間ポジションは「最安でも最大手でもない」がゆえの課題を抱えがちです。
新興プレイヤーとしての伸びしろはありますが、現時点では情報開示と運営実績を蓄積する段階にあります。利用者目線では、判断材料が揃ってから比較検討に入るのが安全です。
8-3. 推奨アクション
- 料金と加入形態を書面で確認する:口頭やLINEの説明だけで判断しない
- 従業員型 vs 役員型の構造リスクを必ず理解する:2026年9月14日の通知は従業員型も対象にしています
- あんしん社保を検討する場合は、本記事6章の7項目を書面確認する



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